華佗五禽戯は中国安徽省において無形文化遺産に登録されています。

４月２９日〜５月５日の日程で安徽省亳州市での伝統華佗五禽戯研修および中国国内観光を行いました。 今年は２００７年から始まった五禽戯研修の１０周年の節目の年であり、今後のさらなる普及発展のために「日本華佗五禽戯気功協会」を設立しました。

今回の五禽戯研修では安徽省亳州市「伝統気功華侘五禽戯伝習基地」にて、第５８代 掌門人の周金鐘老師から日本国内における正式な統括組織の代表としての認証を受け、その証として中華人民共和国政府国務院公布の記念盾を頂きました。 正式な認可を受けたのは、日本華佗五禽戯気功協会が国際組織としては初めてとなります。

また、今回の訪問は現地メディアにも掲載されました。以下は日本語訳となります（原文はこちらのサイトをご確認下さい）

報道：亳城古道（中国の現地メディア）

2017年は亳州の観光業界にとって大発展を遂げる年になるであろう。 先日のGW期間中には、多くの観光客が訪れただけではなく、日本から五禽戯と薬膳養生文化を体験するために友好訪問団が訪れたのである。 4月30日午前、横浜武術院の成澤正治代表および日本華佗五禽戯気功協会の石村英樹代表を始めとする訪問団が亳州に到着し、三日間におよぶ交流が始まった。 亳州各地の名所を回った後に、康美薬材市場の五禽戯伝習基地にて五禽戯の研修を通じて交流を深めていった。 訪問団一行は杯養堂で４月３０日の夕食および５月２日の昼食の２回食事をし、杯養堂の薬膳料理に大満足いただけた様子であった。

９月７日〜１１日の日程で中国安徽省亳州市にて「第一回中国健身気功博覧会・華侘五禽戯養生健身節」が行われました。 ２００７年に亳州市を訪問して伝統華侘五禽戯を学んだ縁もあり、大会組織委員から我々も招待され、表演を行いました。

７日には記者会見や新聞発表があり、８日に開幕式が行われました。中国国営放送のＣＣＴＶによる報道もあり、盛大に執り行われました。 開幕式では伝統華佗五禽戯５４式を表演し、１０日に行われた「２００９年薬博会"中華薬都・養生亳州"」主題晩会にも出場して、 日本からの招待選手として表演を行いました。

また、会場の掲示板には日本からの五禽戯研修団として我々の団体が紹介されており、五禽戯発展の歴史の一部として刻まれていました。

今回も再び、９１歳になる華侘五禽戯の第５７代伝承者薫文煥老師、５８代伝人周金鐘老師を訪ね、以前学んだ技を更に詳細まで指導して頂きました。

周金鐘老師の模範演武、薫文煥老師老師による実技指導および解説を受けました。また、今回の訪問についても中国国内メディアにて報道されました。

安徽省武術協会からの紹介もあり、国家級非物質文化遺産に認定された五禽戯の研修のため亳州市を訪問しました。 宿舎するホテルの入り口には大きな段幕が貼られ、日本から来た「初」の伝統華侘五禽戯を学んだ「日本の友人」として歓迎されました。

人民政府にて開講式を行い、テレビと新聞の取材もありインタビューも受けました。 そして、１８００年間続く五禽戯の５７代目の伝承者である薫文煥老師（８９歳）と５８代目周金鐘老師の直接指導を受け、伝統五禽戯を学ぶことができました。