2018年3月22日に安徽省亳州市にて万人五禽戯として、1万人による集団表演などが盛大に開催されました。五禽戯は中国では多くの方に普及しており、日本国内においては日本華佗五禽戯気功協会が普及活動を行っています。
2017年5月に五禽戯の総本山である中国安徽省の亳州市にて、日本華佗五禽戯気功協会が認証を受け、その証として中華人民共和国政府国務院公布の記念盾を頂きました。当協会は五禽戯普及のための正式な認可団体として、精力的な活動を行っています。
日本華佗五禽戯気功協会は日本国内で初めて中国本部より認可を受けた正式な統括団体です。五禽戯は「太極拳の源流」とも云われ、五種類の鳥獣の日常の動作・しぐさや姿形を模倣した健康体操です。残念ながら日本では殆ど知られていないのが実情ですが、日本華佗五禽戯気功協会では「華佗五禽戯ほど医療効果・養生効果に優れた体操はない」という思いで普及活動に取り組んでいます。
中国では五禽戯は多くの人の支持を集めており、2009年9月に安徽省亳州市で第一回中国健身気功博覧会・華侘五禽戯養生健身節が開催され、8日の開幕式では1000人による集団五禽戯の表演が行われました。日本華佗五禽戯倶楽部代表の成澤老師も開会式で伝統華侘五禽戯54式の表演を行いました。
2009年9月9日の華佗誕辰1882年祭祀大典(誕辰は生誕の祭礼式典の意味)及び2009年薬博会「中華薬都・養生亳州主題晩会」にも参列し、成澤老師は華佗五禽戯を行う日本の先駆者として活動しています。
また、五禽戯は国際武術大会の正式種目の一つであり、当協会は既に各教室にて五禽戯指導に力を入れており、2010年第5回香港国際武術大会においては成澤老師が虎戯(武術功法部門)、華佗五禽戯(健身功法)の2種目で金メダルを獲得。国際健身気功展示会でも健身気功五禽戯部門で金メダルを獲得しました。
2013年第8回香港国際武術大会においては当協会の石村理事長が「華佗五禽戯」と「健身気功五禽戯」の2種目で金メダルを受賞しました。また、大会の最高齢選手として「武壇耆英奨」の称号で大会栄誉賞を授与されました。2015年第2回シンガポール国際武術大会にも出場し五禽戯の表演を行いました。
〇 五禽戯体操で心身鍛錬 〇
虎の勇猛気力迫力
鹿の穏やかさしなやかさ
熊の鈍重爆発力
猿の軽妙俊敏さ
鶴の飛翔優雅さ
こんな体操見たことない!!動物動作の数々
<指・手・腕・肩を強化する動作>
引っ掻く、空拳にする、指を折り曲げる、摘まむ、引っ張る、羽ばたく、たたく、さする等々。
<指・足・脚・腰を強化する動作>
屈伸する、交差する、またがる、踏み込む、後ろに蹴る、スキップする、つま先で回る、横っ飛びする等々。
<身体を強化柔軟にする動作>
収縮する、上下左右に揺らす、折りたたむ、ゆする、ひねる、回転する 反る、身震いする。
左右対称にして、身体中のすべての関節、筋肉、骨を動かします。
@心平気和
A以心行気
B以気運身
C心身統一
D邪気排徐
「華佗五禽戯」は長寿を目指す鳥獣体操なのです。